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『Single Collection』
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MUCD-1130/3,045円(税込)
Dreamusic

 2005.09.21発売 Single Collection

柴田淳 5枚目となるアルバムは、デビュー曲「ぼくの味方」から最新シングル「幻」までを収録したシングル・コレクションである。デビュー以来のファンの方も、このシングルコレクションで柴田淳の存在を初めて知った方も、これさえあれば柴田淳の全てが網羅できる必携・必聴のお勧めアルバム!

と、歯の浮くようなお決まりの台詞を吐きたいのもやまやまだが、残念ながら全てが網羅できるとは言いがたい。このアルバムが、柴田淳を知ってもらうきっかけとして活躍してくれることは間違いないだろうが、柴田淳を本当に語りたいなら、過去にリリースした4枚のオリジナルアルバム、シングルのカップリング、そして入手困難なインディーズ盤「ぼくの味方」の全ての作品を聴いた上でその時初めて語って欲しい。アーティストの中には、シングルコレクションやBEST盤に収録された曲を聴けば全てがわかるというアーティストも決して珍しくない。いや、むしろ、そういうアーティストの方が多いとさえ感じる。だが、柴田淳に関して言えば、彼女にBEST盤やシングルコレクションは似合わないと言い切れる。オリジナルアルバムこそが彼女の最大の魅力だと思うからだ。デビュー以来、3年近くもの「柴田淳」が凝縮された本作を一度に聴いて満腹になってしまうよりも、その時その時代の彼女の気持ちやメッセージ性が込められたオリジナルアルバムを先に聴いておくことを強くお勧めしたい。ファーストインプレッションを大事にする方なら尚更だ。また、その方が真のしばじゅんを知る上で、近道を通ることになるだろう。なぜなら、このアルバムを購入すれば、過去のアルバムを買わずにはいられなくなるからだ。最後に、一言だけ言わせてもらうならば、本作だけを聴いて柴田淳の音楽を理解したつもりにだけは絶対になってほしくないということだ。


01ぼくの味方 [ 編曲 澤近泰輔 ]   07 あなたとの日々 [ 編曲 坂本昌之 ]
02 それでも来た道 [ 編曲 澤近泰輔 ]   08 未成年 [ 編曲 坂本昌之・柴田淳 ]
03 月光浴 [ 編曲 坂本昌之 ]   09 ちいさなぼくへ [ 編曲 瀬尾一三 ]
04 片想い [ 編曲 坂本昌之 ]   10 白い世界 [ 編曲 羽毛田丈史 ]
05 隣りの部屋 [ 編曲 坂本昌之 ]   11 幻 [ 編曲 羽毛田丈史 ]
06 ため息 [ 編曲 坂本昌之 ]
All Songs Written by 柴田淳


 
 2005.03.30発売 4th アルバム

柴田淳の4th アルバム「わたし」。
4thアルバム「わたし」
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MUCD-1118/3,045円(税込)
Dreamusic
初回限定盤は、スペシャル・スリーブケース仕様


01おかえりなさい。 [ 編曲 羽毛田丈史 ]   07 道端 [ 編曲 松浦晃久 ]
02 白い世界 [ 編曲 羽毛田丈史 ]   08 また明日(instrumental)[ keyboard 柴田淳 ]
03 ゲーム(instrumental)[ keyboard 柴田淳 ]   09 幻 [ 編曲 羽毛田丈史 ]
04 あの夏 [ 編曲 瀬尾一三 ]   10 一人暮らし [ 編曲 羽毛田丈史 ]
05 ちいさなぼくへ [ 編曲 瀬尾一三 ]   11 わたしの夢 [ 塩谷哲 ]
06 いつか王子様も♪ ~拝啓、王子様☆続篇~ [ 編曲 西村智彦 ]
All Songs Written by 柴田淳


 
 2004.02.25発売 3rd アルバム

 柴田淳の3rd アルバム「ひとり」。全体を通してテーマが一貫しており、柴田淳が伝えたいことが良くも悪くも表現できている作品ではないかと思う。一見、後ろ向きな面が色濃く反映されたアルバムのようにも見えるが、全てが決してそうではなく、今置かれている状況から1歩前に進もうとする前向きな姿勢も伺える。編曲の面では、彼女自身が携わった曲が多数あり、彼女の求めるサウンドが本作で表現された形であろうか。個人的な感想としては、アレンジが厚くなった事で柴田淳の声の良さが殺されてしまっている感も否めないが、彼女の内省的な面が最も如実に現れた作品という点では完成度の高いアルバム。

 忘れられない恋…未練と忘却の狭間で揺れ動く女性の切ない心境を綴った「少女」、いつからか歪んでしまった自分に対する開き直りにも似た思いを、編曲者に松浦氏を起用することで柴田淳には似合わないぐらいの激しいロック調でアレンジされた「虹」。未成年の脆さ、危うさを露呈し、未成年特有の孤独感に打ちひしがれる苦悩と葛藤を痛々しいまでに表現した「未成年」。未成年者と成人者の両者の視点で聴くことができる。恋愛における”疑い”や”駆け引き”に焦点を当てたジャジーな曲調の「かなわない」、別れた恋人の記憶を蘇らせる”雪”をテーマにした名曲「雪の音」、かつての恋人がいなくても生きていけるんだという前向きな気持ちと、その裏側に見え隠れする彼に対する未練を残した「コンビニ」、月光浴と連鎖させている歌詞が興味深く、本作の核といってもいいぐらいの7分近い大作「今夜、君の声が聞きたい」。柴田淳本人の心境を現したものだろうか…気づかれない自分だけど、それでも何かを必至に伝えようとする意思を感じさせる「ひとり歩き」。その他、「足跡」「夕日」のピアノソロが収録されている。
3rdアルバム「ひとり」
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MUCD-1107/3,045円(税込)
Dreamusic
初回限定盤は、スペシャル・スリーブケース仕様


01 少女 [ 編曲 坂本昌之・柴田淳 ]   07 夕日 ~Piano Solo~ [ 編曲 柴田淳 ]
02 虹 [ 編曲 松浦晃久]   08 雪の音 [ 編曲 坂本昌之・西村智彦・柴田淳 ]
03 未成年 [ 編曲 坂本昌之・柴田淳 ]   09 コンビニ [ 編曲 柴田淳 ]
04 足跡 ~Piano Solo~ [ 編曲 柴田淳 ]   10 今夜、君の声が聞きたい [ 編曲 坂本昌之・柴田淳 ]
05 あなたとの日々 [ 編曲 坂本昌之 ]   11 ひとり歩き [ 編曲 坂本昌之・柴田淳 ]
06 かなわない [ 編曲 坂本昌之・柴田淳 ]    
All Songs Written by 柴田淳


 
 2003.02.26発売 2nd アルバム

 柴田淳の2nd アルバム「ため息」。柴田淳本人も語るように、シングル「隣の部屋」「片想い」「月光浴」とこの3曲が収録された時点でもはや彼女のBEST盤のような1枚だといっても良いだろう。このアルバムから編曲者も坂本昌之氏に変っていることからもわかるように1st アルバムとはまた違った魅力の柴田淳が堪能できるのではないだろうか。

 アルバムのトップを飾る「夢」は、柴田淳にしては珍しくサビから始まるインパクトのある曲で、主人公の前向きでひたむきな姿勢に共感を覚えるナンバー。懐かしさを感じさせ、ディープな世界を表現した「隣の部屋」、大好きな人への一方通行な生々しい想いを綴った「片想い」。SING LIKE TALKING のギタリスト西村智彦氏のアレンジによる、ちょっとはじけてみたかった願望を感じさせる「拝啓、王子様☆」、そして彼女の原点の曲である「月光浴」、恋人でありながら愛されることのなかった…そんな過去の複雑な恋愛を回想した「美しい人」、触れると壊れてしまいそうな不安定な恋の中、不安に苛まれながらも強くあろうとする女性を描いたしばじゅんのお気に入りの曲「何もない場所」、人生の壁に当たり、変われない自分への憤り感を歌ったシングルカット曲「ため息」、別れた恋人に想いを馳せ、ひとり、月に問いかけるかのような情景を連想させるスローテンポな曲調の「月の窓」、その他ピアノソロとして、ラジオ「柴田淳の月と太陽」の挿入曲としても使われている「サーカス」、アルバム最終曲に「めじろの心」が収録されている。
2ndアルバム「ため息」
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MUCD-1067/3,045円(税込)
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初回限定盤は、スペシャル・スリーブケース仕様


01 夢 [ 編曲 坂本昌之 ]   07 美しい人 [ 編曲 坂本昌之 ]
02 隣の部屋 [ 編曲 坂本昌之 ]   08 なにもない場所 ~弾き語り~ [ 編曲 柴田淳 ]
03 片想い [ 編曲 坂本昌之 ]   09 ため息 [ 編曲 坂本昌之 ]
04 サーカス ~Piano Solo~   10 月の窓 [ 編曲 坂本昌之 ]
05 拝啓、王子様☆ [ 編曲 西村智彦 ]   11 めじろの心 ~Piano Solo~
06 月光浴 [ 編曲 坂本昌之 ]    
All Songs Written by 柴田淳


 
 2002.03.20発売 1st アルバム

 柴田淳のデビューアルバム「オールトの雲」。シングル「ぼくの味方」、「それでも来た道」を含む全10曲の素敵なアルバムが届けられた。「デビューしてから半年の間に制作したものなので、どう表現したらいいのか、何を伝えていきたいのかなどがイマイチ方向性が掴めていなかった」と語る彼女だが、ファンにとっては、そんなことは微塵も感じさせないほど完成度の高い曲ばかり。

 退屈な毎日の中にかすなか期待を寄せる主人公の姿を綴った「なんかいいことないかな」、好きな人にいつまでも自分の味方でいてほしいと願うデビューシングル「ぼくの味方」、乗り越えなければいけないこともあるのに、結局自分は変われない主人公を描いた「変身」、軽快なリズムにあわせて、単なる恋人関係から一歩先を進んだ道を歩もうとする2人を歌った「一緒に帰ろう」、届かぬ想いと知りつつ、届くまで歌い続ける切ない女性の恋心を描いた「夜の海に立ち...」、男女の恋愛において誰もが犯してしまいがちな甘えを覚え、壊してしまった恋愛経験から人間関係にまで言及していく重厚なバラード「帰り道」。1番に愛していたのに1番に愛してもらえなかった過去の苦くもあり、素敵な恋愛を回顧する「ほんのちょっと」、新たな恋へと向かおうとする主人公を描いた「星の余韻」、男と女の切ない別れ際の描写を静かに弾き語る「透き通る月」、人生の謳歌ともとれるスケール感たっぷりのセカンドシングル「それでも来た道」。

 全曲通して1曲も飛ばすことなく聴き入ってしまうアルバムとはまさにこのアルバムのこと。柴田淳の楽曲は、ファーストインパクトというよりは、聴けば聴くほどはまってしまうどことなく不思議な魔法にかけられたような魅力を持っている。期待のシンガーソングライターを予見させる渾身の1枚!
1stアルバム「オールトの雲」
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MUCD-1053/3,045円(税込)
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初回限定盤にはブックレット封入


01 なんかいいことないかな   06 帰り道
02 ぼくの味方   07 ほんのちょっと
03 変身   08 星の余韻 [ 編曲 柴田淳 ]
04 一緒に帰ろう   09 透き通る月 ~弾き語り~
05 夜の海に立ち...   10 それでも来た道
All Songs Written by 柴田淳
Arranged by 澤近泰輔 [ 9曲目除く ]